ヘブライ語の文字

f:id:goldencat-cherry:20210706151430j:plain

世界には様々な文字、その書き方があります。ヘブライ語とアラブ語は右から左に向かって書くのだそうですよ。

それは、昔、木版に彫り込むためにその方が都合が良かったからだとか。

今は、日本語もですが右から書くと手がインキをこすって汚してしまうので英語のように左から右にむかって筆を進める方がいいなあ、と思ってしまいますが。

さて、先日本を読んでいて、ヘブライ文字の興味深い特徴を発見しました。

漢字は一字だけ見ても意味が取れますよね。

良く知らない字でもその字の作りなどを見るとなんとなくんとなく意味が分かったりします。それに比べ、ひらかなやカタカナ英語のアルファベットも一字だけでは意味を成しません。

ヘブライ文字は、本によると3文字セットになると意味を持つようになるそうです。

ところで、ヘブライ文字の S はサラという名前で「銀の火かき棒」が原義です。その形からできたという事でしょう。

夫のお母さんはSaraという名前です。

ノルウェーに住んでいた時、名前辞典で「銀の火かき棒」の意味があるという事を知りました。

s と言う字自体がその意味を持つという事はイスラエルに行くことになって、あれこれ文書を見てから知ったことです。確かヘブライ語にはsは3字あったと思います。1字はshの発音だったと記憶しています。

英語のSaraと言う名前は princessという意味だそうですよ。

そうそう、ヘブライ語にはもう一つ大きな特徴があります。

スペルに母音を書かないのです。それでなお、Abrahamの時代以前からの神の名をちゃんとその当時と同じように発音できるということは驚異的だと思いませんか?

この絵の中のモーゼがデザインしたといわれる燭台はイスラエルの一番小さい価値のコインの絵柄になっています。

 イスラエルの家庭にはもう一つ種類の違う燭台があります。7本ろうそくを立てられるようになっているのではなく、8本です。確か、Hanukkaという祝日用だと効いたと思います。

記念にと思い、私はどちらも買い求めてきました。

イスラエルでの買い物、ってちょっと独特です。やはり「ベニスの商人」のシャイロックの世界ってあるのかなあ、と思ってしまいました。

それについては、また、今度。