operation 手術

昨日は夫の手術の日でした。

朝、9時から娘と2人、病院にいました。結局、手術が終わったのは9時間後。その後も様々な術後の説明があり、帰宅の途についたのは夜8時でした。

夫はまだ集中治療室にいるのでいつ何時電話がかかってくるかもわからず私は家で待機です。

それにしても、現在に医療技術ってすごい、素晴らしいですね。とても普通の頭では考えられないような手術です。これで手術前は1か月の入院と言われてましたが、昨日は順調にいくと3週間、と言われました。

そして、そんな命にかかわるような大きな手術でもほとんど費用はかからないのです。

ノルウェーは優れた福祉welfare systemで知られていますが、日本も捨てたもんじゃない、と思いました。ノルウェーは医療の方は全く無料です。ただし、このことはイギリスなども同じですが、手術が必要でも、なにかの病気で治療のため入院を、と望んでも順番待ちだったりするんですよね。半年くらい待たされたりします。患者さんはどれくらい辛くて不安だと思いますか？この点では、日本は最高だと思います。

ノルウェーに住んでいた時、なにかのお話の中で日本のことが出、日本は台風、地震などの災害が多く、福祉の方はノルウェー程、整っていない、年金は～くらい・・・などと話をしたら「そんな国住めるようなところではない」と一笑されてしまいました。

でも、夫も含め、日本をよく知る人はいろいろな意味で日本の方が良いと言っています。市内に住んでいるアメリカ人の友人なども仕事で来日してすぐに日本の健康保険制度のすばらしさを知り母国は比べ物にならないほど貧弱だ、と言っていました。

それにしても、病院に行っても、コロナ禍で夫には会えないんですよね。昨日も手術前に1，2分話ができただけでした。今度会えるのは退院する時だと思います。だから、夫がどんな部屋で過ごしているのかも知らないのです。

私は洗濯物とかの運搬に病院に行き看護師さんと話をするだけです。夫の様子はその時に聞くだけ…。それだけの元気がもどったら、夫からまた電話がかかってくるでしょう。