円の話
日本の古いお札を見たことがありますか?
円ではなく圓と印刷されています。
この貨幣単位、圓は中国清朝で生まれたそうです。
現在の中国では人民元が使われていますが、この元という字は画数の多い圓に対する仮借で当て字なんですって。重要な自国の貨幣単位を当て字では…と思ってしまいますが。
どちらもユアンと発音し、声調(アクセント)も同じなのだそうです。
ちなみに、韓国のウオンも圓の朝鮮漢字音だそうですよ。
ところで、娘がまだ2歳のころ、我が家に北ドイツからお客様があり、18日間、滞在していきました。ちょっと長すぎると思いませんか?
まあ、長いことは長いのですが、その数年前に私と妹が1週間ほど彼の家で滞在し、そのあと、夫も一緒に4,5日滞在させてもらったので、まあそんなものか、とおもったものです。
倉敷に住んでいた時の話です。
滞在中に実家にも1,2日連れて行きました。
実家の山の竹やぶにも皆で出かけたのですが、そこでこのお客さんは日本の古い硬貨を見つけたのです。
緑に錆びていましたが、50銭だったかなあ。5銭だったかもしれません。
日本も円だけでなく銭と言う単位のお金が流通していた時代があったんですよね。
いつの時代のものだったのでしょうか。
本人は良い記念だと喜んでいましたが、後で妹が死人に持たせたお金じゃないのか、などといっておりました。
つまり、お墓へと運んでいるうちに落ちたんだ、と言うんですけど、どうでしょうか?