手袋と手紙
真夏に手袋とはちょっと時季外れでしたね。
ノルウェーも今夏は暑いようです。やはり、地球温暖化の影響でしょうか。
冷えた寒い夏はgreeen winter緑の冬、などと彼らは呼びます。つまり、ただ雪のない冬、てことです。
実際、本当に夏は短いのです。
そんな冷えた夏だと夏の間中も、ヒーターにスイッチが入ります。
それに、たいてい8月も下旬になると、薄めのコートや手袋が必要になります。
9月になると雨が良く降り、おまけに風までも・・・。
夫は、そんなわけで夏が大好き。暑いのが大好きなんです。
どうせ日本も暑いのだからって、真夏はたいていアジアの国々に旅行しました。
私は閉口しましたが。
私はノルウェーの冬の方が好きです。
昨年の夏は珍しく涼しい所へと、中国大連への旅行を予定していましたが、コロナ禍に入り、チケットもホテルも全部キャンセル、ということになってしまいました。
夫は心臓の手術をしたし、もう旅行はないのかも、と思ったりしています。
コロナ禍に陥るほんの少し前にイスタンブールに20日程旅したのですが、今となっては夢みたいです。
夫はトルコ語を勉強しているし、再びトルコへ行きたい、という望みはあるのですが。コロナ禍がなかったら今年のお正月もトルコに行っていたと思います。
さて、本題に入ります。
中国で手紙と書くとtoilet paperのことだということは広く知られているようです。
香港に旅した時、TV広告で、手袋がbag,日本語でいう手提げ袋のことであることを知りました。
中国語では、日本語の感覚とは少々違って「手」が付いた言葉には「手を使って使うもの」というニュアンスが含まれているとかです。
中国語で日本語でいう手紙のことは「信」でしたかしら。
(娘と夫はどちらも中国語を学んだのですが、私は全然なもので・・・。)
通信、とか返信と言う言葉があるので、私はそう思ったのですが、娘が違うと申しております。
韓国では、手紙のことを「便紙」と言うそうですよ。
もっとも、現在ではどれだけの韓国人がこの言葉を漢字で理解できるのかは疑問ですが。
「便紙」も中国人が見ると、toilet paperにしか理解されないみたいです。
漢字が伝わった時ではなく、はるかのちに出来上がったものは中国と日本とでは様々の言葉に漢字を使っても相違があるようです。
公共汽車てわかります?
カタカナで書くとゴンゴンキチュかな、そんな風に聞こえます。
町中を走っているバスのことです。
日本の汽車は火車です。