傘umbrella(2)

 

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よくまあこれだけ降るなあ、と言うくらい降りますね。

日本は本当に自然災害の多い国だなあ、と思ってしまいます。

被害が発生している地域の方々にお見舞いを申し上げます。

で、こんなにのんきなことを書いていていいのか、と思ったりもしますが、今日は久しぶりに傘のお話です。

番傘をさしたことはありますか?

長いことそんなものさして歩いている人を見かけていないないですよね。

前見たのは、あれはパリだったか、外国でのことだったと思います。とってもおしゃれに見えましたよ。

中学校の時、番傘が既定の傘で、重いのを我慢してさしていたのを思い出します。しかも、傘にはそれぞれの生徒の名前が大きく書かれ、教室の背面の壁に順序良くかけられていました。あんな高い所の傘を皆どのようにして取っていたんだろう、と思います。今考えると、学校って今と違って絶対的なものがあったという事ですね。誰も文句を言う人はいなかったてことですよね。学校まで自転車で20分くらいかかっていたでしょうか。傘をさしながらの自転車ですよ。よくもまあ、と今更に思います。まるで芸当ではないですか。今より、腕の力がなかったころの話ですし。

一度、雨の日、田んぼの中に自転車ごとひっくり返ったことがあるのを思い出しました。傘は壊れなかったのでしょうか(傘の心配?)。覚えていません。

日本人て雨が小降りでも傘がないと・・・と思いますよね。でも、これは日本人の常識なんでしょう。

海外では、みな平気で雨の中を歩き回ります。ハワイなんてどうせ長く降らないスコール、という事もあるのでしょう。傘なんて持ち合わせていない、と言う人も多いようです。

さて、随分前のことですが、オランダ、ハーグの友人を訪ねていた時のことです。彼女、それに彼女の子供たちと町の中に観光に行きました。一日、あいにくの雨。でも、彼らは傘を持ち歩かない。濡れっぱなしでした。子供のうち一人は女の子だったのですが、長い髪がべとべと濡れていました。それでも親もなんとも言わなくて、帰ってからもお風呂にも入らなかったようです。

お風呂に毎日入らない、ということは西洋人にとっては、別に不思議な事ではないのですが。

そうそう、中学校での番傘の前、幼稚園時代に番傘が欲しくてたまらなかったことがあります。番傘と言っても、幼稚園の学芸会で使った傘で、くるくる回すと渦巻きができる…あの傘です。学芸会で手にして以来、雨の日にはその傘で、と母におねだりしたのですが、とうとうダメでした。傘屋さんのさんの前で母の服を握りしめその場から立ち去ろうとしなかったのを覚えています。

とにかく出かけると傘屋さんを見つけ同じことを繰り返していました。

あれほど欲しかったもの、後にも先にもあの傘だけです。

皆さんはそんな思い出ありますか?

昨日は雨の中、夫の入院している病院へ行ってきました。

それに眼鏡を新調したのでそれをもらい受けに。

でも、帰って眼鏡を試そうとパソコンの前に座ったら、不都合があり、今日、また眼鏡屋さんに行かねばならない状況です。雨の中を。