マカロニウエスタン

先日、一昔前のマカロニウエスタンをDVDで見ました。

夫はウエスタンが大好きなのです。

ノルウェーではイタリア製の西部劇はspaghetti westernと言います。

macaroni もspaghettiも、一言でいえば、 pasta で、paste「練ったもの」から来ています。

Italian cuisineイタリア料理は世界中でポピュラーですよね。ノルウェーでもマカロニやスパゲッティはよく作られます。

 一般にスパゲッティはマルコポーロが中国で麺を見て伝え、それがスパゲッティになったという説が通説みたいですが、どうやら紀元前4世紀にはすでにイタリアでは麺状になったものを食べていたみたいです。

スパゲッティが多くのイタリア人に食べられるようになったのは、中世から近世にかけてと考えられ、しかも、中世には新大陸からトマトがもたらされ、おかげでトマトソースのスパゲッティが誕生したというわけですよね。

スパゲッティの起源説として、アラブから伝わったというものもあります。マルコポーロ切にしてもマルコポーロは11～12世紀の人だから、驚くほど大昔という事でもないですよね。

当時の人たちがどのようにスパゲッティを食べていたかと言うと、パスタにチーズをからめて、・・・ここまではいいとして、問題は次です！

手つかみで食べていたのです。

スパゲッティは庶民の食べ物。

ヨーロッパの庶民が食事にナイフやフォークを使うようになったのは、18世紀からという事なので、彼らがスパゲッティを食べている姿は・・・想像がつくと思います。

お箸の文化って素晴らしいと思います。

江戸時代、どれだけ日本では文化が進んでいたか。識字力なんて８０何パーセントあったとか。日本人は様々な面でもっと誇りを持つべきだと思います。