古代ガラス

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 古代ガラスってご覧になったことがありますか?

いつごろのものから古代ガラスと呼ばれるのでしょうか?

頭の中では、「はーは、古い時代に作られてガラスね」とは理解できるのですが、アンティクと言う品々のことを考えると、たかだか1世紀前のものでもそう呼ぶのかなあ、と思ってしまいました。

古代ガラスのアクセサリーなんてご存じですか?

私はそんなものの存在があるとはイスラエルに行くまで知りませんでした。

エルサレムで現地のツアーに参加し、宝石店に連れて行かれて初めてそんなものがあることを知ったのです。結構な値段がついていましたよ。ただのガラスなのに。興味もなかったし、いつ頃の年代のものか聞きもしませんでした。ガラス正味の値段だけでなく、それを形造っている金属の値段も入っているのは確かだったでしょう。

さて、その場で、アンティクガラスのアクセサリーの話は終わったはずだったのですが、街中を歩いていて、どうも古代ガラスのアクセサリーが気になりだして、通りの土産物屋さんのおじさんにつかまってしまいました。

その人、奥さんが埼玉だったかなあ、・・の出身の日本人で電話で奥さんとまで話したりして、そんなことをしているうちに呼び寄せた誰かが15㎝四方の入れ物に入ったガラスの断片を持ってきてくれて・・・。古代ガラスだという事でしたが、真偽のことはわかりません。埃まみれでした。断りましたが。

それにしても、世界中どこに行っても日本人て住んでいますよね。それだけ順応できる民族なのでしょうか。

帰国してから、インターネットでアンティクガラスのアクセサリーを調べてみました。イスラエルで見たより、より高価な値段がついていました。

人間てやっぱりYahoo,土の中に光るガラス球を見出そうとするヤフーなのでしょうか。

ダイアモンドとガラス球の違いも分からない私としてはそんなことを言って強がっていますが。

今の世、これほどにガラスがあふれていて、しかもどれほどにそれが便利か。

しかし、2.3年前に起こった岡山県においての大洪水の後、私はあの世界的にも有名になってしまった真備町を訪れたのですが、現地を綺麗にしてしまうために集められたごみの山のあったところ、いまはそれは跡形も見られませんが、永久にどうにもならないだろう、もうその一角が田畑としては使えないだろう、と言われているものが散乱していました。きらきらと綺麗でしたよ。小さな小さなガラスの破片です。