Do you wear two hats?二つの帽子 二つの草鞋
草鞋なんてはいたことがありますか?
草鞋は相当な歴史があると思いますが、延々とこの世の中に行き続いているなんてgreatですね。
数年前にはさいた布でできた草履も流行ったりして・・・。
我が家にも一足私用のがありましたが、どうも足の指になじめず履ききれませんでした。
ドイツからお客さんがやって来た時には一足お土産に差し上げましたが。リボンをつけて!
さて、二つの帽子、草履のお話です。
ヨーロッパでも、仕事に関して同じようなことを考える人がいるようで、同じようなフレーズがあります。
あなたは二足の草鞋を履きたいと思いますか?
今も履いていますか?
この二足の草鞋を・・・という表現を英語では帽子を使って表現します。
He is wearing two hats.といった具合に。
つまり、この人は,一人二役、二つの仕事をしているということです。
英語のhatには帽子のほかに「役割、職業」という意味もあるのです。
これは歴史的なことがあるのですが、昔のヨーロッパにおいては階級や職業によってかぶる帽子の種類が決められていたことに由来します。
「モナリザの微笑」のジョコンダ夫人も彼女が着衣している衣装でどれほどの階級の
人か判断できるとか。
やはり、馬子にも衣裳と言うのはどこの世界、いつの時代にも言えてることなのでしょうかね。
それにしても、気に入った帽子、いやお仕事が二つもあったら毎日非常に楽しいでしょうね?
天職が二つも?憧れます。それともどちらかが、おろそかになるでしょうか。