dragonflyとんぼ
私が幼かった時は、秋になると、いえ秋になる前から随分とたくさんの赤とんぼが飛んでいるのを見ましたが、最近はそうでもないですね。
自然が変わって数が少なくなったのでしょうか。
それとも、まだ秋が来ていないのでしょうか。
トンボの頭って龍に見えますか?
トンボって英語で言うと「龍のハエ」。
ハエはfly、トンボは dragonfly。ともに flyがつくのだけど、この flyは「飛ぶもの」という意味で納得するけど、 dragon とはね。
どうしてもトンボと龍のイメージは結び付かない。
これは龍のイメージから、西洋と東洋ではまるで違うようです。
東洋では龍と言えば、これが慈悲深い善玉、それに対し西洋の龍は巨大な爬虫類に翼を付け、口からは火をはいて人間に害を及ぼす悪玉。
ノルウェー神話、あるいはおとぎ話に登場する龍も火をふきます。
トンボの頭はその悪玉の龍に似ている為、dragonflyと命名されたようです。
日本語のトンボは見た姿が「飛ぶ+棒」であるところからトンボになったとか。
個人的には、このdragonflyという言葉、私は好きです。
flyと名付けられた名前はトンボ以外にもあります。
firefly蛍です.光って飛ぶことから光のハエと言ったところでしょうか。
じゃあ、butterfly蝶は何に由来したのでしょうか。
butterはパンに付けるばたー。 fly とbutterがどうつながったのでしょうか?
色の連想からきているようです。
欧米人が黄色から連想するのは太陽やバター、それで黄色の蝶をutterflyと命名したそうです。
日本では蝶と言えばモンシロチョウ、だけど、欧米では蝶は黄色、モンキチョウを指すようです。