travelling 旅
前回の「ジャンボ」の記事でうっかり書きそびれてしまったことがあるので続けます。
piccoloと呼ばれて気分を害したお話をしましたが、どこの国にもいい人もいれば悪い人もいます。これを書かなければと思っていたのです。
あの列車のチケットは席がないまでも1等の乗車券を買っていたのです。
日本の列車と違い、いくつもの車両のある列車でも、1等の車両は1車両だけでした。
2等の車両ならどこかに空席があるかと、私たちは通路を歩いていたというわけです。
ローマまで数時間の旅でした。空いていた席で3,40分は座っていたでしょうか。
空席に予約券を持った客がやってきて、私たちは1等の方に戻りました。
2等の方は日本の列車と同じように車両の真ん中に通路があるものでしたが、1等の方はコンパートメント形式になっていました。
で、席のない私たちはコンパートメントの外の通路で立ったり座ったり…。j実際は、手荷物の上に、でした。
私は風邪で調子が悪かったので座り込んでいた方が多かったですが。咳き込んだりの私を見て気の毒に思ったのでしょうか、ローマに40分くらい、といったところでコンパートメントに座っていた女性、30代の人が席を譲ってくれました。
とてもありがたかったです。
旅していると本当に人の親切が身に沁みます。特に体調を崩しているときには。
病気の時に誰かが助けてくれた…というのはその時だけだったと思います。
他の旅で病気になった思い出もないので。よーく考えるとあるにはありました。
しかし、状態は全然違っていました。
親切にしてもらった思い出は数知れず、です。
日本で誰かツーリストが困っている様だったら手助けをするようにしています。
わが市でもメインの観光地へ向かうバスの停留所などではよく観光客に遭遇しました(いまはコロナ禍で全然ないですが)。たいてい中国人とか韓国人でしたが。
一度韓国人の若い人に遭遇したことがあるのですが、英語であれこれ教えてあげたら、私の英語はうまい、と言われてしまいました。
そういわれても困るんだけどなあ、と思ってしまいました。
そこまで言いませんでしたが、英語を教えている分、上手でないと困る、という事です。
イラストはクルーズ船ですが、下関にも以前は時々クルーズ船が入っていました。
初めてでかいクルーズ船を見たのはイタリアだったと思います。
私の目には横になった大きなビルに見えました。色が灰色だったこともあると思います。
クルーズにはいかれた事ありますか?
私はミニクルーズだけです。
ある知り合いが、数年前のことですが、4月から3か月ほどクルージングに夫婦で行く、一人、2000万円なり、と言っていました。
年から年中クルージングを楽しんでいる人もいるみたいで、いいですね。
知人によるとクルージングと言うのは荷物を運ぶ必要がないので楽なんですって。
それに、目が覚めるともう観光地!それがいいのですって。
なお、そのイタリア旅行中、病気になったため、マルタ行をキャンセルしました。
マルタは絶対行きたかったので、その3年くらいの地に妹と出かけました。
他のヨーロッパの国々へ出かけるのに比べると数段に安かったと思います。
巨石文明などというとすぐにイギリスなどを思い浮かべますが、マルタでも2箇所そういった観光地を訪れました。
美術館では思いもかけず(勉強不足でした)ボッチチェリの絵があって感激しました。説明を受けなくてもすぐにわかりました。イタリアのあの有名な絵の女性とモデルが同じなのでしょうか。
マルタ、お勧めです!