Autumn is here!?

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ほんの1週間前には確かに冷房を付けていたのに、一昨日の仕事の碑にはもう暖房がいるような寒さでした。

これじゃあ、服を片付けるのが追っつかない。

こんな仕事があるからノルウェーの主婦に比べて日本の主婦はすることが多い、忙しんですよね。

それにしても、もう冬ですか?

でも、紅葉の季節はいつ来るのでしょう?

今日、秋吉台まで行ってきましたが、途中どこも紅葉が美しい、というところはありませんでした。

日本にはもう秋という季節はなくなったのでしょうか?

夏服と冬服さえあれば生きていける国になってしまったのでしょうか。

あれほどの暑さの夏があり、やっと暑さが遠のいたかと思ったら、即、冬とは。どうもわかりません。

以前、クリスマスからお正月にかけてバンコクに旅した時、スーツケースの取っ手が取れてしまって私と言う持ち主が不明になってしまい、スーツケースが迷子になってしまったことがありました。

結局、何回も航空会社に電話し、最終的には飛行場まで行って、スーツケースの説明をして次の日には見つかったという事で、やっと5日目にそのスーツケースはホテルの方にやって来ました。

その間、真夏なら着衣する服に困るところでしたが、ちゃんとバンコクにも彼らの「冬」があって私は夫のT-シャツを借りたりでなんとかなりました。

何日も同じ服を着衣することになるとは・・・とほほ。後にも先にも、あの時だけです。

そう、バンコクにもちゃんと冬があったのですよ。

それが、日本ときたら根限り暑い夏の後には根限り寒い冬がやってくる・・・。

生徒さんの一人で仕事に関係でマレーシアに5年間住んでいらっしゃった人も常夏の国でも日本ほどに熱くはならなかった、と言っています。

さて、summerですが、本来は「年」という意味だったんですよ。

季節がseason,年が yearになったため、一年で一番気候が良い夏を(日本ではそうは言えませんが) summerとしたそうです。

秋を意味する言葉はautumn とfallがありますが、アメリカでは 葉の落ちる時期をfallと言うようになりました。

この言葉の方が分かりやすいですよね。

autumn はドイツ語の収穫を意味する語でしたが、やがてフランス語のautumneにとって代わられ、現在の autumnになりました。

いずれにしても原義を言うと「収穫」という意味です。

winterは冬なのですが、もとは「水の季節」という意味です。

本来、winterは water(水)、 wet(湿った)というごとは親戚の言葉です。

雨や雪の多い季節、冬は「湿って水の多い季節」という事なんですよね。

古代、人々がどのようにして言葉を作っていったか、語源を知ることは非常に面白いと思いませんか?