map 地図
「地図の読めない女・・・」とかいう本が随分と人気を博したことがあったのを思い出しました。
読まれましたか?
我が家にはその英語版があります。
私も地図が読めない人の一人です。
車の運転をしない、という事が理由かもしれませんが、とにかく方向音痴no sense for directionで海外に旅すると困ります。
滞在中、2,3日も経つと、自分がそれまで随分と遠回りをしていたことに気がついたとか、皆さんもそんな経験ないですか?
皆さんは新しい所ですぐに方角が分かる方ですか?
今日は地図のお話です。
mapは地図と言う意味ですが、様々な地図をまとめての言葉で、狭い範囲の市街地や街などを記したものをplan,広く大きなものはatlas海図などはchartと呼び名も様々です。
語源はラテン語のmappa mundiから来ていて、mappaはテーブルクロス、 mundiは世界を意味します。
広大な地球の姿を限られた大きさの布片に描いたものという事に由来しているそうです。
テーブルクロスのように机の上に広げて世界の様子を描いた絵図ということから名付けられたとかです。
地図を眺めるのは楽しいですよね。
眺めているだけで旅行に出かけた気分になりますもの。
随分前、友人の一人で地図の上に線を引っ張り、旅のプランを練っている人がいました。私でさえ、そこまでするアイデアは持ち合わせていませんでした。
絶対にその計画を実行に移せる人ではないと思っていましたが、内心驚いてしまいました。
今でも覚えています。パキスタンのカラチに3日滞在、インドのニューデリーには4日、とか書き込みまでしてありました。
私たちがまだティーンエージャーだった頃の話。
彼女のプランはずっと後になっても一つも実現しませんでした。
しかし、私たちにはすべてのことが実現しそう、様々なことに可能性があるように思えていた時代、そんな古き良き時代でした。
英語ではgood old days!
英語の表現ではgood とoldが逆になります。
その友人は今では現実のことしか見ないお寺の奥さんをしています。
私にはまだ夢見がちなところがあるかな…。