Wedgewoodウエッジウッド
ウエッジウッド、なにか魅了される色、デザインですよね。
私も前回、イギリスに旅した時、ついつい小さなお皿ですが買い求めてしまいました。
それにペンダントトップを持っています・・・これは日本で買ったものですが。
英国王室おかかえのJosaiah Wedgewood(1730~1795)、この写真の方です。
彼は彩色法、品質管理、製本輸送のあらゆる面で次々と新機軸を打ち出していき、先行していたオランダのデルフト焼きを圧倒していきました。
製品に関しては、厳しい実験を経た高品質の品を発売していきました。
特に炭酸バリウムや硫酸バリウムを融剤に使った半磁器のジャスパーは今日でも高く評価されているのは知っての通りです。
また、bone china を開発し、1878年よりそれを本格的に発売するようになりました。
牛の骨を細かい粉にし陶土と混ぜて焼くため、仕上がりが半透明で驚異的な高度を得ることになったのです。
それまでにはどれほどの試みを繰り返したのだろうか、と思ってしまいますが、やはり、歴史に名を残すような人たちは何かの目の付けところ、気付きが他の人たちとは違うのかも・・・。
Wedgewood blueと呼ばれる青い素地に白い陶土で描かれた精妙で古典的な図柄を張り付けたものが多いですよね。
他に類を見ないものだと思います。
さて、彼の息子は世界で最初の写真家になりました。
次女スザンヌは、結婚により名前が変わりました・・・ダーウインです。
そう、あの有名なダーウインの母になった人です。
ノルウェーにはドイツのローゼンタールのものが多くみられました。
それにデンマークのロイヤルコペンハーゲン。
特に義母のところがそうなのかもしれませんが。
イギリス製のディナーセットなどは一枚一枚すべて絵柄が違います。
そして、いつもはかべにかかった食器棚に飾ってあります。
義母が中国の景徳鎮のカップ&ソーサーのセットを持っていました。
景徳鎮は日本の方が近いのに我が家にはないぞ、と思っていたら持って帰れ、と言われてしまいました。
重いけど頂いて帰りました。
それから、あとアンティクだと白地に青い絵柄の大皿ともう一つ花瓶も(日本のものです)。
白地の方は本当にアンティクらしいですが花瓶はどうなんだろう?
ベルリンの博物館の本を見ていたら同じのが載っている、値打ちものだからあげる、と言われてこれまた重いのに持って帰って来たのです。
本当のところは分かりません。
母の気持ちをありがたく!です。
そのうちTVの「なんでも鑑定団」に花瓶を持って出てもらいましょうか?