大根をどう食べる?
大根のおいしい季節になりましたね。
どんなふうにして食べるのが一番おいしいのでしょうか?
大根ってそう毎日食卓に上るものでもないでしょうね。
この考えは間違っているという方は,絶対たくさんの大根料理をご存じの方だと思います。
ご教授を!
私の乏しい大根レパートリーを広げたいと思います。
「皮麦機むぎ器で適当な大きさにしてサラダにする。これが美味しい」
「へー?我が家は大根ステーキ。おいしいからためしてみたら?」
「・・・」
「どうしたんだ?急に無口になったじゃない?」
これは夫とアメリカ人の友人のある日の会話です。
大根ステーキ・・・云々というのは我が夫です。
我が家は,たまに大根がいっぱいある時にステーキにしてしまうのです。
アメリカ人にしてもノルウェー人にしても、大根は日本にやってきて初めて口にした食材だと思います。
そのアメリカ人の奥さんはフィリピンの方で彼女も日本に来て初めて大根を目にしたのだと思います。
と、言う事は夫婦で知恵を出し合って作り出したのがそのサラダ?
私はそんな食べ物を二度と口にすることがあるのだろうか、と少々ノスタルジックになりながら考えているのが、私が幼かったころつきたてのお餅に大根おろしの甘酢醤油あえを付けて食べたお餅。
あの頃はお正月が近くなると、たいてい12月の25,6日には我が家はもちろん、近所中から餅つきの音がしていた・・・。
一年に一度の大行事だったのに、もう、今じゃ、どこにもそんなことをする家庭なんてないのでしょうか。
我が家はコロナ禍前まで毎年、お正月と言えば海外でしたし、おせちなんて長年作ったことがなかったのです。
お餅は購入しますが、別にお雑煮とかは作らないし。
ぜんざい、あるいはお汁粉が大好きな夫です。
前は黄な粉餅も作っていましたが、今はこれも、しばらく作っていません。
黄な粉がお好きな方は、この先読まない方が良いと思います。
徳川慶喜がある時顕微鏡を手に入れて何でもかんでものぞいていたのだけど、自分が大好きだった黄な粉餅の黄な粉を、ある日、のぞいてみたらうじゃうじゃと小さな虫が動めいていて、それ以来、それを口にしなくなったとか、と言うエピソードを聞いてから何となく・・・です。
それにしても、日本は次から次へとおいしいものがあふれていると思います。
まだまだ夫が見たことも口にしたこともないものがあるようです。
上記の大根料理の話だけでなく、外国人仲間とあれあこれ珍しい食べ物の話で盛り上がっているようですよ。