フリーマーケット
フリーマーケットとかガレージセールとか開いたことありますか?
海外では何かと言えばそんなマーケットが開かれているようです。
マーケットという名前を付けなければ~fairと呼んだり。
ついついそういうのを見かけると見に行ってしまいます。
家族3人、そういう様々なものが見えて楽しそうなのが大好きなのです。
私が初めて本格的な、昔から続いているフリーマーケットに行ったのは
ローマでのことでした。
凄い大きな敷地にこれまたすごい数のお店がありました。
イスタンブールのグランドバザールのような感じではなく屋根がありませんでした。
とにかく敷物の上に山ほどのあらゆるものを積み上げている、といった印象を持ちました。
それからロンドンのコベントガーデンの蚤の市とかも行きました。
パリでもでした。
しかし、昨今は蚤の市も様変わりした様です。
7,8年前で下か、ロンドンのマーケットに行ってみたら骨董と言うより新しい服がいっぱい、しかも若者向けだったり。
味がなくなったという感じでした。
それでも妹は骨董の値付けを購入しましたが。
日本製のものじゃあなかったのでしょうか。
日本に帰って来たってわけ。
象牙製でした。日本で購入した方が高かったかもわかりませんね。
英語でfree marketと言えば、自由市場の意味。
カタカナでは、やはり同じフリーマーケットなのだけどフリーの綴りが違う。
flea marketが正解。
fleaは英語でのみの意味。
フリーマーケットとは蚤の市の事です。
flea とfreeでは発音も違います。
また、flea marketはイギリスとアメリカでは少し違います。
アメリカのそれは日本のフリーマーケットと同じで常設されていない屋外の市場で品物が安く売られる場所。
これに対してイギリスでは屋外の古物市ということです。
イギリスのflea marketの方が本来の蚤の市に近いと言えます。
古いものには客と一緒にノミも集まるというところかラ蚤の市と呼ばれるようになった、ということ。
蚤の市の発祥地はパリで、そこから西ヨーロッパじゅうに広まったということです。
ヨーロッパでは、ミシンが一般に広まるまでどんな衣服も手縫いで、なかなか新しいドレスを新調というわけにはいかず、手放した時にはのみだらけだったというよう ような
話が伝わっています。
そんな服、あるいは盗まれた服ががもちこまれたところが蚤の市だったというわけで、無論、ノミはかなりいたでしょうね。
あのマリーアントワネットのベッドなんて白みだらけだったという話が伝えられています。