乾杯!Toast!
この季節乾杯をすることも多いでしょうか。
乾杯のことをノルウェー語ではスコールと言います。
ノルウェーの人たちも何も考えることなくその言葉を発しているようですが、もとをただせば、スコールとはもともと頭蓋骨と言う意味です。
時に、ノルウェーの人たちのセンスが良くわからなくなります。
この辺に荒々しいバイキングの名残があるのでしょうか。
毎年、カーニバルのころEurovision Song Contestがあります。
ヨーロッパじゅうの国々がエントリーして各国代表が歌う歌のコンテストです。
まずノルウェーの歌は賞をもらう事はありません。
どうもセンスが悪い。
私が住んでいた時の歌、ノルウェー代表がエントリーし歌った歌をまだ覚えていますが、題名が『マタハリー』ですよ。
words歌詞もそうだけど、メロディーも。
絶対、無理だわ、そう思いました。
はっきり覚えていませんが、あの時、入賞したのはイスラエル代表だったかな。
私は世界で一番美しく聞こえる言語はイスラエルの言葉とドイツ語だと思っています。
そんなセンス、プラスにノルウェー語で歌うとどうもと固い、美しく聞こえません。
今まで賞をもらったスエーデンのアバにしても少々前のノルウェーのアハーにしても英語で歌って賞をもらいました。
英語の歌詞がノルウェー語などを理解しない人たちにもっとアピールする、という事もあるでしょうね。
少々横道にそれてしまいましたが、今日は乾杯のお話です。
かってバイキングたちは食のために他の国々を侵略し、力尽くでその地を奪い取り、戦いの後、殺した敵の頭蓋骨に酒を見たし勝利を祝ったというのです。
その名残が「スコール」という乾杯の言葉です。
スコールとは蓋骨と言う言葉から来ています。
英語のskeltonです。
残虐な風習ですよね。
しかし、これは決して何もバイキングたちだけが行っていたものではなく、広くユーラシア大陸のどの民族も行っていた風習だそうですよ。
織田信長も黄金張りの頭蓋骨でお酒を飲んだそうだから。
古くは日本にもそんな風習があったのでしょうか。