Christmas tree

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今日はクリスマスイヴですね。

みなさんのお家ではクリスマスツリーを飾りますか?

我が家では娘が幼い時には毎年飾っていましたが、今は全然…猫がいますのでそれも一つの理由です。

ノルウェーに住んでいた時には、毎年、義母のところから森で切り倒したばかりの木が届いていました(日本ではプラステッィクの市販されているものでした)。

義母の友人の森で切り倒しても良いと約束をもらっていたようです。

毎年、この時期になるとオスロの息子、娘たちの家に届けていたようです。

そうそう、大阪とオスロ姉妹都市関係にあり、毎年、大きなツリーがオスロから届けられています。

一度、ちょうどツリーの飾りの点灯式の日に大阪にいたことがあり見に行ったことがあります。

ノルウェー大使なども参加し、ノルウェーフィドルの演奏があったりして華やかでしたよ。

御堂筋のすぐ近くです。

さて、ノルウェーでツリーの飾りをつけるのは23か24日です。

だから24日はとても忙しい日。

クリスマスプレゼントはツリーがセットできてから、初めてツリーの根元に置かれます。

かってに自分あてのを見つけて開けたりしたらダメなのです。

これも伝統があるのです。

 

やはり、日本のお正月にはおせちを・・・と言うようにノルウェーの人たちもクリスマスには伝統的なクリスマス料理を食べるべき、と考えている様です。

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四角く切れ目が入っているのは豚肉、リブです。

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これはタラ料理。

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骨ばかりに見えますか?

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そして、締めくくりはsweetsの数々。

他にもフォームケーキやライスプディングもあり、本当に太ってしまう時期です。

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赤い服のお人形はJule Nisseユレ・ニッセと言います。
クリスマスの小人、妖精たちです。

サンタクロースではありません。

クリスマスディナーが始まるのが夕方、4時か5時ごろ。

ディナーが終わるとケーキを頂きながら、コーヒーを飲みながら・・・この時間がえんえんと続きます。

そしてお腹が落ち着いてきたら、老いも若きも手をつなぎクリスマスツリーの周りをクリスマスキャロルを歌いながら回ります。

本当は幼い子がいる方が楽しいのですが、まあ、大人も恥ずかしがらず・・・です。

それがすんだら、また、ケーキなどを頂きながら、プレゼントを頂くというわけです。

先ほども書きましたが自分あてのプレゼントを見つけて勝手に開けてしまう、というわけにはいかないのです。

そのイヴのパーティのホストがツリーの近くに陣取り一つ一つの包みを手に取ると「だれだれからだれだれへ」と読み上げその包みは渡されます。

そして、皆の目が集まる中、頂いた人はその包みを開けるのです。

兄弟でも親子でもその後は感謝の言葉を述べ、握手までしたりします。

だから9時ごろその「儀式」が始まってもすべてが終わった時にはもう夜中だった、などという事もあるのです。

それにしても人に感謝の気持ちを素直に述べることが言える人って素敵だなあ、と思います。

お金をかけなくとも「心のこもった贈り物」をあげることができて、それを受け止めてもらえたら、どんなに素敵だろう、とも思います。

O・Henryの「賢者の贈り物」を思い出しました。