bird houseと年賀状
以前の記事でノルウェーでは冬の間、窓の外に肉の塊などを下げておくこともある、天然の冷蔵庫だ、ということを書いたことがありますが、本当に毎日零下の森、林の中では小鳥たちは餌を見つけるのが困難だと思います。
寒い冬の間、小鳥たちが少しでもしのげるようにとノルウェーの人たちは森の中や、自分の庭の中の木々にバードハウスを作って下げておきます。
そして庭のbushにはミルクの空き箱などで作ったエサ入れを下げておきます。
雪の庭にパンくずなどのえさをばらまいてあげる人たちもいます。
ノルウェーの人たちって自然が大好きだと思います。
夫の竹馬の友でオスロ国際空港の近くに住んでいる友人は50代で早々と引退してしまいました。
その空港って森の近くなんだけど、彼の日課はその森の生き物を毎日観察すること。
双眼鏡を毎日のぞいています。
キツツキをはじめあらゆる鳥がいます。
さて、我が家の庭には2個のバードハウスがあります。
今住んでいる家でなく、ここから歩いて10くらい行ったところにある前住んでいた家の庭なのですが、ノルウェーから持って帰ってそこに設置しています。
それが、ある時、小鳥でなくほかのことに使われているのを発見しました。
何だと思いますか?
郵便受けになっていました。
ちゃんと玄関の外に赤い郵便受けがあるのに何をどう勘違いしたのか郵便物が入れてありました。
さてここから、年賀状のお話です。
いつもはご無沙汰の知人、友人から近況など、最近の様子を知らせてもらうのは楽しく懐かしいものですよね。
しかし、世の中、なにかが変わってきているようです。
お年賀状、たくさん書かれましたか?
そしてたくさん届きましたか?
我が家は、なんかだんだんに減ってきているような気がします。
ある知人は私より若い人ですが、5,6年前に断捨離を始め、幼稚園時代の写真まで捨ててしまったとか。
家の中すっきりしたとは思いますが、私も断捨離されてしまって、もう年賀状は出さないから、って言われてしまいました。
年毎にそんな知人が増えています。
去年は教授までもう年賀状はメールでしか出さない、と言ってきてそう実行しているようです。
私はそうもいかずちゃんとした年賀状を出していますが。
今年、また年賀状は今回が最後、と言うよしの年賀状が届きました。
私の竹馬の友、幼なじみ、隣に住んでいた友人、幼稚園前には一緒に遊び、高校を終えるまでずっと共に幼稚園、学校と通っていた友人からそんな年賀状・・・。
世の中、これが普通になってしまったのでしょうかね。