保養地はノルウェーがお勧め?
今、ノルウェーは春までの雪に埋もれています。
そんなに積もりません。
北極圏のカラショクでも膝までくらいでした。
オスロではもっと少なくて20cm、30㎝位だったでしょうか。
オスロって小山の多い町です。
ここ下関と一緒・・・坂が多いです。
オスロの家を出るとすぐにちょっとした山があり、夫は仕事から帰ってくると、冬の間はその山にすぐにスキーに行っていました。
オスロは自然がいっぱいの町です。
家から遠くにホルメンコーンのジャンプ場も見えていました。
今年は暖冬の影響でしょうか、雪が少ないために例年に比べもっと寒いそうです。
寒い時にはもっと食べないといけない、もっと脂肪が必要だ、と言う意見をノルウェーではよく聞きました。
彼らがあれだけ食べるのはそんな理由から?
しかし、甘いもの大好き、脂っこいもの大好き、ときたら太らないはずないですよね。
あんなにやせていて乗馬やバレーを楽しんでいた夫の姪は、40代に入ったころから太り始め、彼女の母親、叔母、祖母たちと同じ体系になってしまっています。
私もノルウェーに住みだして即その可能性から逃れられませんでした。
結婚前は40キロほどの体重だったのが、ノルウェーでの初めてのクリスマスを終えたころには48キロにも。
そりゃあ、無理もないですよね。
皆と一緒にあれほどのボリュームのあるものを口に入れていたのだから。
おまけに義母の住む地域は悪習があるのです。
想像つきますか?
彼らにとっては甘くて良い習慣かもしれません。
皆がまだ寝床から起き上がっていないうちに、その家の主婦はまずはコーヒーを沸かし、サンドイッチを作り、それらをお盆に入れて各部屋にもっていくのです。
私は寝床で食事をすることは病人のすることと思っていますが、せっかくなので行為に甘えてそのぐうたら習慣にどっぷりと。
時にはチョコレート一パック分も一緒に付けてくれていたので、すぐに体重は上りに上がったというわけです。
勘ぐって、ひょっとして、それは義母のところだけ?義母が我々を甘やかしている悪習かと思って夫の友人に聞いてみたら、あの一帯、オリンピックがあったリレハメルあたりにそれがあると教えてくれました。
さて、そのぐうたら食事が朝ごはんと言うのならまだいいのですが、皆が起き上がってテーブルに着ける段階になると、ちゃんと朝の食卓が用意されるのです。
午前十時ごろのことですよ。
そして、お昼ご飯が2時ごろ、ディナータイムが4,5時ごろ。
これではずっと食べていることになりませんか。
義母のところだけではないのです。
実際、多くのノルウェー人が1日4回は食事をとっている様です。
ディナータイムは外で仕事をしている人たちが家に帰ってきてから、という事なのだけど、ノルウェーのラッシュアワーは日本より早く、朝は6時ごろ、昼は3,4時です。
夕方になると、みなお腹がすいてきたというのか、9時ごろに、またもや、食事を用意します。
たいていその時はフライドエッグにベーコン、トーストなど。
寝る前の食事としてはかなりヘビーだと思うけど、それにプラスにコーヒーも。
それも1杯や2杯ではないんですよ。
寝られなくなる、などと言う意見は全然聞こえてきませんでした。