garden 庭・・・私たちはエデンの園に住んでいる?
庭仕事はお好きですか?
今日は庭のお話です。
gardenと言う言葉は意外、ヘブライ語から来ているのだそうですよ。
ヘブライ語のgan「囲まれた」と eden「楽園」に由来するのだそうです。
つまり、これらを組み合わせたgardenはもともと「囲まれた楽園」を意味する単語という事になるのです。
と、言う事は私たちはエデンの園に住んでいることになる?
なお、gardenは日本語では庭を意味するけど厳密に言うと建物の周りで花や野菜、木などが植えてある土地を意味するそうです。
芝生などが植えられた建物周囲の土地全体のことを指す場合は、yardがつかわれるのが一般的という事です。。
私たちがイスラエルに行った時、20日くらい滞在しましたが、ずっとオリーブ山の同じホテルに宿泊していました。
見晴らしのいいところで、ホテルのレストランから旧市街全体が見張らせていました。
ホテルを出るとすぐにたくさんの観光客に出会っていました。
要するにその展望を見るために彼らはそこへわざわざやってきていたというわけです。
一度日本人グループにも出会いました。
ホテルから出て100メーターもいかないところにゲッセマネの庭がありました。
ホテルから少し坂を下ったところです。
キリストがこれから起こることを思いさめざめと泣かれたといういわれのある岩などが今もありました。
小さな庭でしたよ。
そこからまた少し下がると墓地があって『シンドラーのリスト』でみたようなお墓の形態が見て取れました。
つまりお墓の上には花などどこにもないのです。
石がいっぱい置いてありました。
石は枯れないからとかのいわれをイスラエルに行く前に聞いたように覚えていますが、墓石と同じで動物たちに荒らされないから、という事も理由でしょうか。
何しろ、イスラエルと言えば、クリスマスごろにも時に半そで(もっとも、その服はウールでしたが)で通行でき、夏には40度にも上がって日本人は住めないだろう、とまで言われたので、今とは生活も違う時代にはそう花など世話もしておられず、花は育たなかったのかもしれません。
だからお花を供えるという習慣はできなかったのかも。
キリストはペテロに鶏が3回なく前に自分のことを知らないと言い張るだろう、と言いましたが、その「鶏が3日いなく」と言ういわれをもとにその名前の付いた教会も建てられていて観光名所となっています。
その教会のごく近くにシンドラーのお墓もあります。
そこにも石がのっていました。
イスラエルに旅に行く、と言ったら人にはかなり「どうしてそんな危ないところへ?」と言われましたが、様々な理由で大変興味深いところです。