時間はどこに行く?Where is the time going?
英語の時間に対しての表現です。
「時間は飛ぶようにに去っていく」
1月はいぬる
2月は逃げる
3月は去る
とか。
今日はもう29日、速いこと!
1月に予定していたこと、皆さんは全てクリアーできましたか?
時間はどんどん過ぎて行ってしまい、もうすぐ2月です。
ジャネの法則を思い知らされる、と言ったところでしょうか。
この法則とは、若い時、幼い時、例えば、6歳の子供にとっては1年は1/6だけど、年をとり60歳ともなると1年は1/60である、という法則です。
1/6と1/60の比較じゃ年を取った者が時の経つのは速い、と思えるのは当たり前のことでしょうね。
ただし、我々、年を重ねたものも幼い時のように毎日が新しいことばかりの日々、たくさんの新しいことの刺激があれば、時を長く感じることができる、とジャネの法則は言っています。
命の洗濯をしに出かけるという表現が分かるような気がします。
ところで分数が出たところで、英語の算数のお話です。
1/2はa second、あるいは one secondと言います。
分母の方には序数を使うのです。
1/3+1/3の計算をしてみましょう。
1/3はa third、あるいは one thirdですが、この計算の答えはどうなると思いますか?
one third and one third is two thirds
こうなります。
2/3はtwo thirdsという風に thirdに sが付くのです。
足し算をしたのですものsが付くのは当たり前?
英語での計算の方が論理的だと思いませんか?
ここで、今度は序数のお話です。
fourth 4番目以降に -thが付くのに第1~3はなぜつかないのでしょうか。
数詞にはone,two,threeのように基本数(基数)と first, second,thirdのように順番を示す序数があります。
1~2についてはone:first, teo:second のようにとくに基数と序数の形に大きな違いがあります。
firstは語尾の -stが示すように最上級の意味を持っているのです。
つまり、「もっとも初め」の意味です。
secondはフランス語から入って来たもので「次の、続く」という意味です。
secondが 13世紀に入ってくるまでは other「その他の」という言葉が「2番」の意味で使われていました。
ノルウェー語もドイツ語も今もその「他のもの」という言葉がつかわれています。
ノルウェー語ではandreですがこれはother person とかthe 2nd of Feb.という意味で使われます。
上記したことが今も生きているのです。
1~3は数の上で最も基本的な重要なものとみなされていたので基数と序数がかなり不規則な対応をしているのです。
4以上の序数はfourth, fifthのように1~3ほど重要な数でじゃないので基数に -thを付けた規則的な形をしています。
言語では一般的に基本的で重要な語程、不規則的な形を持っているという事でしょうか。