under the weather お寒うございます。体調の方は大丈夫ですか?

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ここ本州も端っこ、南の方でもかなり冷え込んでいて冷蔵庫の中にいる気分です。

ただいま、4度です。

オリンピックが始まって夫は毎日、それをフォローするのに忙しそうです。

スエーデンやノルウェーの選手も中国の寒さはこたえているようですよ。

こうどんよりした日が続くとI'm under the weather.の気分になりますね。

ノルウェーで半年北極圏に住んでいたことは何回もお話したような気がしますが、夏の白夜の反対の季節、冬は真っ暗な世界が広がります。

やはり、そんな自然に負けてしまう人も多いのでしょうか。

何か悩み事があると周囲が真っ暗じゃ滅入ってしまう、ということはあるかもしれませんね。

自殺者が多いそうです。

夫が北ノルウェーで私のためにブローチを買ってくれた宝石店のオーナーも私たちがオスロに帰って1,2年のことでしたが、自ら命を絶ってしまったと風の便りに聞きました。

他にも知り合いが数人・・・悲しいですね。

under the weather は「体調が悪い、元気がない」という意味です。

穏やかな春や秋の日にこのフレーズを聞くと、どうしてunder the weatherがそんな意味になるの?になってしまうかもしれません。

under the weather=天気の影響を受けている、と言えばイディオムとして知識がない人でも「ああ、そうか、具合が悪いんだね」と察してくれるのでは、と思います。

コロナのこともあり何かいつもよりうっとうしい季節に感じます。

ノルウェーなんて、大学入試の試験はこの時期なくて、高校の教師がこの学生なら大学に送り込んでも良かろう、と彼らの点数をつけるという例年とは違うやり方をしているとか。

受験生の人たちやら社会人になる人たちめげずに頑張ってほしい!

とにかく早く冬が終わって明るい春に来てもらいたいものです。

オリンピックの話に戻りますが、さすが「スキーを履いて生まれてくる」などと言われているノルウェーの人たちです。

もう金メダルを獲得した様です。

リレハメルオリンピックの時も地元、という事でかなりの数のメダルを獲得した様でした・・・確か20幾つでした。

ある日の種目では日本と金メダルを争っていたのですが・・・覚えていらっしゃいますか?

結局、荻原選手が頑張って日本チームに金メダルをもたらしました。

(私はあのオリンピックの期間中ノルウェーに行っていました)

ノルウェーの人たちも一生懸命に応援していてTVの前から離れられない状態でした。お義母さんはへいぜいはそんなスポーツ番組なんて見向きもしないのに、その時はTVの前に何度も台所から戻ってきてはあれこれ講釈を・・・。

ノルウェーが金をとれなかった段階で「まあ、1個くらいgive awayしてもいいわ」と言い放ちました。

たぶん相手が日本とは分かっていなかったと思います。

スポーツ番組なんてそれくらいの人、そんな人が一生懸命になれる。

オリンピックってそんなマジックがあるようです。