独立記念日 オスロの街が真っ赤に染まる日
5月の17日、昨日はノルウェーでは祝日でした。
国中、一日中、にぎやかだったと思います。
この写真は中央駅から王宮に向けてまっすぐにのびているKarl Johan Streetカールヨハン通りの17日の模様です。
正面に見える建物が王宮です。
凄い混雑ぶりがお分かりになると思います。
この日、各地区の子供たちは彼らの軍楽隊、バトントワラーとともに王宮に向かって行進します。
ノルウェーの旗を持って。
この行進はbarner's toget子供たちの列車と呼ばれます。
保護者も数人は一緒に行進します。
最終的に彼らが集まるのは王宮前の広場。
個人で王宮まで出かける人も大勢います。
たいてい皆はこの日のための晴れ着や伝統的な民族衣装を着ています。
そんなものより、彼らにとって大切なのはノルウェーの旗。
大小の旗がカールヨハン通りを埋め尽くし、通りは真っ赤に見えます。
彼らがどれほどに彼らの国旗を大事にしているか、そのことは別の記事で書いたことがありました。
日本にあるノルウェーの教会などでもこの日は特別なディナーなどあり本国と同様にお祝いをします。
この日は独立記念日と呼ばれていますが、上の絵のように日本でいう5月3日、憲法記念日のことです。
これはNorwegian Royal Familyノルウェーの国王、女王、皇太子、皇太子妃の写真ですが、彼らの子供たちを含め、この日には王宮のバルコニーで私たちに手を振ってくださいます。
それにしてもハラルド(日本のメディアではハーラルなどと記されていますが、実際はHarald,ハラルドです)国王は彼の父君、King Olafにそっくりになってきました。
皇太子妃のシンデレラストーリーは世界中に知られていると思います。
彼らはわりと自由に生活しているようです。
皇太子、それに彼の妹が子供だった頃には自転車で学校に行ったりしていたようです。