のみを連想させる楽器
嫌われ者の小さな虫、のみ。しかし、ある楽器は、その鑿と深い関係がある、というお話です。
ハワイアンミュージックで使われるウクレレと言う弦楽器、のみと関係がある楽器と言うのは、日本人にもなじみのあるこのウクレレです。
19世紀ころ、ッポルトガル人によってマチューテと言う四弦楽器がハワイにもたらされました。
当時、カラカウア王の宮殿の副侍従としてエドワード・バーヴィスという英国人がつかえて居て、その楽器を好んで弾いていました。
彼はおどけた調子でそれをひいたのですが、その様子はノミが飛び跳ねているように見えたというのです。
ハワイ語ではのみのことをuku と言い、飛びはねることをlele、そういうわけで、バーヴィスはウクレレkulele,飛び跳ねるのみ、とあだ名をつけられてしまいました。
そして、そのあだ名が楽器の名になったというわけです。
ウクレレが弾ける人にまだ会ったことはないのですが、市内にもウクレレ教室があるようです。
何か楽器は弾けますか?
私はうまくは弾けませんが、ただ、なんでも弾くのは好きです。
楽器の方も弾けないのに集めてしまいました。バラライカもあります。
ノルウェーで夫が買ったものですが、だれも弾けない。
ただの飾りになっています。
海外において、言葉はわからなくても何か楽器が弾けると誰とでもコミュニケーションができて素晴らしいと思います。