Good- byeのお話
まだまだgood-bye summerとはいかないのでしょうか。
今日はgood-byeのお話です.
英語の挨拶にはいろいろありますが、その中でgood-bye だけはちょっと違っています。
他の挨拶はgood morning, good afternoon, good eveningあるいは、 good nightのように1日のその時がgoodであるようにと言う意味でよく分かるのだけど、good-byeの byeだけが意味不明だと思いませんか?
なぜか?
good-bye のgoodはもともと goodとは関係がなかったからなのです。
昔は別れの挨拶はGod be wy youと言っていました。
Godは神で wyは現在の withと同じ意味で神様があなたと共にいますように、と神様のご加護を祈った言葉だったのです。
だから、good はGod のことです。
このGod be wy youはやがてgood buy yeとなり、god bu、そして god-byeとなっていきました。
そしてgodは good morningなどの goodに引きずられてgood-byeと言うようになったのです。
なお、good-byeは他にgood-byと書くこともあります。
また、good-byeはもう二度と会わないであろう人に言う挨拶です。
海外を旅していてレストランや空港で普通に言われるので何とも思ったことがなかったのですが、 よく考えてみると上記の理屈に合っています。
空港などの人には再び会う事がまずないでしょうからね。
いつも会っている人たちにはbye かso longか see youです。
もっともso longはカウボーイたちの言葉ですし、 see youが一番いいかもしれません。
いつ次に会えるか分からないけれど会うだろう人たちには、see you next timeと言います。
bye-byeと言う人もいますが、これは赤ちゃん言葉です。
日本語になってしまっていて、つい私もこういってしまうのですが・・・。
ところでノルウェー語ではgood はgod(グッドと発音します)、 Godは gud(これもグッドと発音します)と綴ります。
ややっこしいです。
それにしても、早く夏にgood-byeて言いたいですよね。