2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

高貴な人々のシンボルとなったフォーク

皆さんのお家ではどれくらいの頻度でフォークを使っていますか? 我が家では、夫だけがたいていフォークで食事をしています。 仕方ないか・・・。 歴史の上では、フォークはなかなか普及しなかったようです。 ナイフはかなり早い段階から愛用されていたよう…

カレー 

日本ではカレーが国民食なんでしょうか。 知り合いの家なんかカの付く火曜日はカレーの日、などと言って実践していたけど、カレーを目の前にして不機嫌になる人なんていないのでしょうね。 アラブの知人が、お腹が痛くなるとカレー料理を食べればいい、など…

Spring is Here! 春だ!

待ちに待った春です。 私の仕事先に通う道の一か所に桜並木があります。 一度、木の数を数えてみましたが、100本以上ありました。 先日、金曜日にはぼちぼち咲き始め、気の早い人がカメラを向けていました。 桜の季節にはその並木道はライトアップされるので…

ガマルオスト old cheese

今日はチーズのお話です。 しかも、皆が皆、そう毎日食べないチーズです。 ガマルオスト、忘れられないチーズです。 ガマルとは古い、オストとはチーズのことですが、これってアジアのあのドリアンにも似通って、もうそれがその場から消えてなくなってしまっ…

シンデレラのレンズ豆 lentil

シンデレラのガラスの靴ってこんなのかなあ、と思ってこのイラストを選んでしまったのですが、シンデレラのお話の中では、本当はshoesなんて表現は出てきません。 slippersスリッパ(部屋履きという感じの靴だと思います。つまり、ヒールなんてない軽めの靴…

魚の骨が喉に・・・ 民間療法remedy

魚が食卓に上がる時、魚の骨は気を付けるよう大騒ぎをするのがノルウェー人。 のどにひっかかった、という話はあまりききません。 「ほらいい加減なことをして食べているから」とは言われなかったけど、私がひっかけてしまったことがありました。 幼い時から…

キャベツ料理 フォリコール

ノルウェーの料理で絶対に忘れてはならないキャベツ料理のお話をしましょう。 ノルウェーに住んでいた時、友人一家がやってくるというので、私はちょうどたくさんあったキャベツを使って何かを、と思い料理の本を開けました。 冷蔵庫の中にある食材と照らし…

Queen Victoriaがため息をついた果実

マンゴスティン、アボカド、ドリアン、いずれも果物の名前、世界の三珍として重宝されている得難いもの。 アボカドは娘が好きな果物で我が家の台所にもよく見られます。 マンゴスティンはマレー半島の果物でぞうげ色がかった白色の中身は、アイスクリームの…

大正ロマン真っただ中の時代、母は生まれた

母は昨日、誕生日を迎えました。 コロナ禍の中、とうとう今年も誕生日には会いに行けませんでしたが、電話の声はいつもと変わらず元気・・・良かった。 4月に入ったら、折を見て夫と会いに行きたいと思っています。 昨日,母は2世紀目に突入。 いや、それプラ…

どんな色の服を着てもいいじゃない!

いわば、先日の記事の続きです。 60歳になると、あるいはその年を過ぎると特定の色の服を着る必要があるのでしょうか? 皆さんはご自分が若い時に比べて地味目の色を着るようになったとお考えですか? 私は着衣する色が変わってきたとは思えないのですが、薄…

それは私の美術品、宝物だった

今週のお題「わたしのコレクション」 人間にとって何か集めるということは生まれ持ったもの、本能ではないでしょうか。何かと言えばついつい集めてしまう・・・。 様々なものを収集してきましたが、一番長続きし熱心だったのは切手収集。 小学校6年生くらい…

藪医者 quack doctor

3回目のワクチン接種、皆さんはもう済まれましたか? 私はやっと昨日済みました。 前回の時もなかなか予約が入れられなくて困りました(それは市の方の不手際、というのも理由)が、夫のかかりつけの医師の所でなんとか済ませていました。 それが、今回はその…

Now We Are Six 六っつだぞ by A. A. Milne

ミルンの上記の題名の詩を訳してみました。 昨日の記事に続き、年に関係した詩をアップしてみました。 イギリスでは人生において6歳、60歳というと何かしら重要な年ということでしょうか。 それとも6という数字に何らかの意味があるのでしょうか。 ミルンは…

warning 警告

60歳になるってことは他の年に比べ重大な事なのでしょうか? 日本には還暦という言葉もありますものね。 海外では誕生日のお祝いをするということは、年毎の一大行事のようです。 ノルウェーでは30歳とか、40歳というような10年毎の誕生日が特に大事なようで…

Vladimir once was a lovely baby! 赤ちゃん、かわいいですよね Roald Dahl作の赤ちゃんについての作品

Roald Dahlという作家のことは『チャーリーとチョコレート工場』という物語を書いた人、と言えば皆さん良くご存じだと思います。 ノルウェー人ですが、日本のKazuo Ishiguroと同じように、彼のお父さんの仕事の関係でイギリスに長く住み英語で著述をした人…

てんぷらの理想的な食べ方をしていた江戸時代の人たち

てんぷらはこう食するべし、と語っていたのは、誰だったでしょうか。てんぷら屋に行って食べるのは、お腹を空かして行き、親の敵にでも出会ったかのようにてんぷらを揚げるそばからかぶりつくように食べなけれなならない、とか。 そんな食べ方を皆さんはなさ…

コロッケ作り

ノルウェーに住んでいた時、一度だけですが、お義母さんがコロッケを作るというので手伝ったことがありました。 私が長年、日本で親しんできたコロッケ、と思って随分時間がかかるわ、と思って臨んだのですが、オーブンの中に材料を入れただけで何も私は他に…

屋根の上に瓶が3本

トルコに旅されたことがありますか? ツアーグループに入って旅すると主な観光地だけ回り、その地の人々の生活などディテイルは目に入ることがないのかもしれません。 イスタンブールだけでなく、トルコの田舎をバスで回られた方は(私たちは20数年前、トル…

春一番? 風を表す英語で一番強力なのは

今、14度です。 凄く暖かになりました。 もう春ですよね。 今日は、すごい風も吹いています。 春一番でしょうか? 関東では今年は2月4日にもう春一番が吹いたというのに、こちらはまだのようです。 風を意味する英語と言うとwind 。 これはもっとも一般的な…

a piece of cake ケーキ1かけの幸せ?

今日は誰もが大好きなケーキのお話です。 最近ケーキを食べたのはいつでした? 日本のケーキって最高においしいと思います。 私はカロリーのことを考えてなるたけケーキは口にしない様に、と思ってしまいますが、ケーキ文化の中で育った夫はどこに行っても、…

eye for eye, tooth for tooth目には目を歯には歯を

ハムラビ法典のことですが、いつもより長い記事になりそうです。 ハムラビ法典のことは歴史の教科で習いましたよね。 しかし、それはアラブにおいて過去の歴史の中で存在したものだと私は思っていました。 結婚前、仕事先の生き帰り、図書館がその行程の中に…