a piece of cake ケーキ1かけの幸せ?

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今日は誰もが大好きなケーキのお話です。

最近ケーキを食べたのはいつでした?

日本のケーキって最高においしいと思います。

私はカロリーのことを考えてなるたけケーキは口にしない様に、と思ってしまいますが、ケーキ文化の中で育った夫はどこに行っても、海外でも何かにつけて「今日は誰それの誕生日だから・・・」などと言い、ケーキの前に座ろうとします。

誰それって、もうとっくの昔に亡くなった人だったりするのですよ。

夫がどれだけケーキが好きか、これでお分かりになると思います。

ただし、海外で口にするケーキはなにか口に合わない。

あれはいったいどういうことでしょうか。

特に、中国やタイなどで頂いたケーキはどうも・・・でした。

夫はその文化がないから、と言っていましたが。

さて、a piece of cake ってどういうことだか想像つきますか?

もちろん、そのままに「ケーキ1かけ」、「切り分けた1かけのケーキ」という意味ではあるのですが、That was a piece of cake!などと言うと、「(~をするのは)簡単だった」という意味になります。

これは、開拓時代のアメリカで何かの賞としてケーキをあげていたことに由来するそうです。

何かそんなことよりケーキを平らげるのはすごく簡単!というように聞こえますよね。

我が家で一番好まれているのはチーズケーキかな。

さて、お客さんがあったりしてケーキを買い求め、結局、1切れ残ったりしたときにはどうされます?

これから書こうとしていることは,私の知り合いでご主人のお仕事の関係でガーナに住んでいらっしゃった人から聞いたお話です。

彼女のお家には現地のお手伝いさんがいました。

ある日、パーティがありお客さんが数人いらっしゃいました。

そして、彼女はケーキをお店から買ってきたのです。

が、パーティが終わった時、ケーキが1切れ残っていました。

皆さんだったらどうされます?

彼女はそのお手伝いさんに持って帰っていいから、とあげたのです。

この先、どうなるか想像つきますか?

それ以来、ケーキが必要となった時、お手伝いさんはいつも自分の分も数に入れて買ってくるようになったのです。

日本人的発想の思いやり、期待、本音と建て前などなどは絶対に通じないといういい例です。

はっきり何でも言わないと相手は分かってくれることはないのです。

ほんのケーキ1かけでも勧められて、一度控えめな気持ち、遠慮といった態度で返事をするとケーキは目の前から消えます。

誰もそれを美徳などとは思いません。

二度とケーキは勧められません。

そのガーナでの話に戻りますが、私の知人はそんなことは2度としない様にとお手伝いさんに言い渡し、それからはケーキが残るとゴミ箱に捨てるようになったそうです・・・お手伝いさんがそれを拾って持って帰るかどうかは勝手、ということで。