春一番? 風を表す英語で一番強力なのは
今、14度です。
凄く暖かになりました。
もう春ですよね。
今日は、すごい風も吹いています。
春一番でしょうか?
関東では今年は2月4日にもう春一番が吹いたというのに、こちらはまだのようです。
風を意味する英語と言うとwind 。
これはもっとも一般的な言葉です。
風の強さの順に並べると、最も強力なのがhurricaneハリケーンや typhoon台風、ついで tempest大風、 storm暴風雨、 gale強風、 blast疾風、 gust突風、 breezeそよ風。
そういえば、台北だったかなあ、Breezeという素敵な喫茶店があったのを思い出します。
英語だけでなく、漢字で名称が微風と書いてありました。
嵐と台風を混同しがちだけど、正確にはtyphoonも hurricaneも地域的な名称で、typhoonは西太平洋で発達した熱帯低気圧が北上し中国や日本、その他のアジア各地に到達するまでに被害をもたらすまでに発達した大風のことです。
このほかにもインド洋に発生してバングラデシュなどを襲う大風をcycloneと言い、チモール海で発生してオーストラリアを襲うのを willy-willyという。
hurricaneは嵐を意味するスペイン語から生まれた語、
typhoon は台風の音訳。
台風は日本語として定着しているけど、もとは中国語で大風の意味。
台風は古くはtyphonと書かれたこともあるとか。
155年にtyphonの語が使われるようになり、1588年に typhoonが使われるようになったそうです。
この二つはoが多いか少ないかだけの違いだけど、語源が違うとかギリシャ神話に登場する風の神Typhoeusに由来することになってしまいます。
アメリカではhurricane とtyphoon に名前を付けていますよね。
この習慣の起こりは20世紀の始め、オーストラリアの天気予報官がハリケーンに自分の嫌いな政治家の名前を付け、間接的にその政治家を批判したことだとか。
その後、第二次大戦後、米軍の気象専門家たちはハリケーンに妻や恋人の名前を付ける様になり、その後アルファベット順にあらかじめ決めた男女の名前を付ける慣習が定着していったということです。
昨日の英語のクラスである生徒さんが、
Spring is coming soon.
と言いました。
これ、間違いです。
soon を使うなら、Spring will come soon.となります。
上の文にはsoonは使えないのです。
~is comingという文章には気持ちが入っているのです。
春には気持ちがありませんものね。
とにかく私はSpring is here.の気分!
嬉しいですね。