Messina(Italy)への旅

前回の記事でシシリアのことに少し触れましたが、シシリアは私が大変気に入ったところです。

そんなわけでもう少しシシリアについて書きたいと思います。

イタリア全土の地図をアップしましたが、これじゃあどこにローマがあるのかも分かりませんね。

これならどの辺りにローマがあるかお分かりいただけると思います。
ローマからシシリアまでは列車で行けます。

シシリアは島なのですが、列車はトンネルを通過したと思います。

何十年も前デンマークにスエーデンから(本当は列車はノルウェー発です)行った時には、フェリーに乗るのに列車の乗客はフェリーに列車が乗り込むまで降車する必要がなく、列車が船に乗り貨車を数台ずつにばらしてから乗客は降りて船内のお店などに行って良いシステムでした。

今も変わってはないと思います。

イタリアには個人での旅を数回しましたので、よく列車にも乗りました。

ヨーロッパで列車を利用する時に絶対気を付けなければならないのは、切符は前もって買っておくこと。

それに出来たらなるたけ早めに1等車を予約すること。

私たちはシシリアで私が風をひき込んでなかなか行動が起こせなかったのでぎりぎりになってしまい1等車の席が購入できなかった・・・で、2等車は?というとそれもだめ。

席がないのに1等車(1車両しかない)の切符を買ってコンパートメントの外、通路側に座り込んだりでひどい目にあいました。

しかし、親切な人もいたりでイタリア人の温かい心を知り嬉しくなった思い出もありますが。

ノルウェーもそうですが、切符は一応車内でも買えます。

じゃあ、それでいいじゃない、とはいかないのです。

相当割高になります。

そして前もって買っておいた切符は自分で改札チェックマシンを通しておかないと、これも忘れただけでも大変なことになります。

シシリアはイタリア、長靴のつま先の所にあります。
マフィアで有名なところですよね。

私たちが宿泊したMessinaの町には美しいカセドラルがあります。

皆さんに観光をお勧めしたいのはここなのです。

これだけの写真でこれがカセドラルにある仕掛け時計だとお分かりになりますか?

天文時計です。

1時間ごとに様々なフィギュアが出て来て画面は変わるのですが、圧巻は下の写真のライオンです。

正午だけですが、街中にガオーと言うライオンの叫び声が響き渡ります。

とても機械の音とは思えないリアル感があります。

この戴冠したライオンはメッシーナ州のシンボルのフィギャアで、正午には旗を振り、尾を動かし頭を回し、そして3回吠えるのです。

また、この雄鶏も正午には翼をはばたかせたかせ、頭をもたげ、3回鳴きます。

見ごたえのあるものだと思います。

ルーセル回転木馬、空港のベルトコンベア等の意味もあります)の4彫像は、子供、若者、戦士、そして老人を表しているそうですが、彼らは鎌を振り下ろす骸骨(死神です)の前を通ります。

この死神の形は教会ではつきものだとは思いますが。

ほかにもフィギャはマリア様とハトとかまだまだ見られます。

メッシーナ、お勧めです!