萩への旅
萩へ旅してきました。
下の写真は城下町の一角です。
下関にも城下町長府という観光客、中国や韓国の人たちもまず訪れるところがあるのですが、やはり萩の城下町はスケールが違いました。
落ち着いていて散策、ただの散歩でも心が安らぐようなところと思いました。
私は元々山口県民ではないのですが、この地,山口を気に入っています。
何しろ、幕末には日本を引っ張って行っていたところですから。
人々の心は故郷の人たちよりおおらかなような気がします。
萩の人たちもすごく親切だった・・・。
下の写真は長州5の面々です。
彼らがどれほどに日本の発展に貢献したか、もう一つ下の写真、明倫館を訪れ沢山習ってきました。
明倫館て日本の典型的な学舎の形なのでしょうか。
私の小学校も形はよく似ていたなあ、と懐かしく思いました。
それにしても、幕末に密かに日本を抜け出して大英帝国まで行った彼ら、すごいですよね。
彼らを応援援助した長羽藩も素晴らしかったと思います。
日本の将来をひたすら思い、彼らは英国に赴いたのでしょうか。
そして現地ではどれほどのカルチャーショックがあったのでしょうか。
それともがむしゃらに新しいものを吸収しようとし、それらはショックではありえなかったのでしょうか。
物見遊山とは違う確固とした信念のもとに行われたものだったと思います。
下関から萩まで行くには山陰線でなのですが回も乗り換えをしなければなりませんでした。
時間ばかりかかって不便です。
ゴールデンウイークが終わると快速も走らない(1日1本だけ)、と聞いていたのですが、駅に行くと、土日祝日は走っている、と言われました。
しかし、その日のはもう出た後で乗れませんでしたが。
快速と言っても山陽線、関西などを走っている快速とは全く違います。
何しろ、それが一番萩には早く着ける列車で、快速でも指定席券が新幹線と同じだけ要ります。
面白いのはこの快速の名前で「○○のはなし」というのですが、どういういきさつでそんな名前になったのでしょうか?
想像つきますか?
下の写真が○○のはなし号です。
車両は2車両のみで手前に見えているのは赤いですがもうひと車両は緑です。
緑の方が1等車だったかと思います。
山陰線てたいてい赤い電車でしかも1車両か2車両しかありません。
何かとてもかわいらしく見えます。
萩についてからまず駅の観光案内に行ったのですが、そこでクーポン付きのガイドマップを頂きました・・・というより¥300で購入しました。
それは明倫館への入場券もついているので、ということで。
それを読んでいて、後で気がついたのですが、ゆかた、あるいは着物姿でそれを購入する人は無料ですって。
要するに、萩は着物がよく似あうところってことでしょうか。
それにしても、長州5など幕末の人たちがどれほど一生懸命に学問にはげんでいたか・・・あの時の日本の気構えはどこに行ってしまったのでしょうか。