Queen Victoriaがため息をついた果実

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マンゴスティン、アボカド、ドリアン、いずれも果物の名前、世界の三珍として重宝されている得難いもの。

アボカドは娘が好きな果物で我が家の台所にもよく見られます。

マンゴスティンはマレー半島の果物でぞうげ色がかった白色の中身は、アイスクリームのような口当たり.

一口食べたビクトリア女王が思わずため息をついたのがこの果物ですって。

南アジアへ旅するとマンゴスティン、ドリアン、それにパッションフルーツやら夫は目の色を変えて毎日のように食べます。

南アメリカで採れるアボカドは「森のバター」と言われているとか。

私がそれを初めて食べたのは40数年前、初めてヨーロッパを訪れた時、スエーデンの友人宅で供された時でした。

そんなに美味しいとは思いませんでしたが。

そのころ、まだ日本では見かけたことがない果物でした。

ドリアンは強烈な臭みを持っている果実。

食べなれるとやめられないという人もいます。

東インド、マレーが原産地でその季節になると飲み物屋や遊び場がめっきり暇になってしまうとか。

どれくらい前のことだったでしょうか。

25年?

出かけたのはシンガポール、マレーシア。

妹、母も同行していました。

大きなドリアンの半分を日本に持って帰る事になったのです。

自分が好きなもので早や妹も一緒に食べれば全部お腹の中に納まる、と思っていたのでしょう。

しかし、あの果物は人によって…まったく受け付けない人もいます。

夫はそれを計算に入れていなかった。

ドリアンってホテルなどにも持ち込まない様にと言われているところもあります。

それを手荷物にして日本に持って帰ったのです。

あの頃だって果物を持って帰ってはいけなかったのでは、と思いますが、誰もそこまで考えていなかった。

飛行機の中でも匂いがしていたのでは・・・。

どこからもコメントは聞こえて履きませんでしたが。

さて、岡山へ帰る母と妹は関西空港で私たちと別れて去りました。

空港で私たちは福岡への乗り継ぎ便を待つのにしばらく座っていました。

ドリアンを足元に置いて。

しばらくすると近くに数人の女性客が座りました。

十分も座っていたでしょうか、一人が言いました。

何か臭いね。

何だろうか。

・・・

彼らは別のところに移っていきました。

ドリアンってうん○にそっくりなにおいがします。

さて、クラスのお土産にキャンディーを持って行きました。

それもドリアン味。

ばっちりその香りもしていました。

やはり、どうしても口には入れられない、という生徒さんが1,2人いました。

まあ、今度南アジアに旅されることがあったら試してみてください!