今日はFriday 金曜日、私の一番好きな日かも・・・

 

皆さんの一番好きな曜日っていつでしょう?

生徒の皆さんはたいてい口を揃えて、毎日が日曜日祝日だからどの日も一緒だと言います。

お仕事をやめたらそうなるのでしょうか。

私は金曜日が週の一番最後の仕事日で土曜から4日休みがあります。

だから、金曜日の夕方ともなると何となく心が落ち着きます。

今日は金曜日のお話です。

この金曜日Fridayと言う言葉は北欧神話の女神Friggに因むそうです。

彼女は主神オーディンの妻で、愛・豊穣・女性の守護神。

ローマのヴィーナスやギリシアアフロディテに相当するのだそうですよ。

また、このFrigg はfree自由と言うごとと関連します。

ノルウェー語では金曜日はFredagと言いますが,そのまま意味がとれるでしょう。

Fridayに因む語として 、Black Friday不吉な金曜日と言うのはキリストが金曜日に処刑されたから、とかく不吉であると言われるため。

Friday,the Thirteenthなんて忌み嫌われている言葉もありますよね。

また、Good Friday聖金曜日、受苦日は復活祭の前の金曜日でキリストの十字架の受難を記念する祭日です。

man Friday忠実な僕の意は、デフォーの『ロビンソンクルーソー漂流記』の中で主人公が金曜日に助け出した土人をこう呼んだことから一般に使われるようになりました。

今では、これがさらに一般化され、girl Fridayなどとして「よく働く女中、女秘書、女事務員、オフィスガール」を指すまでになっています。

それにしてもこのロビンソンクルーソーの挿絵は何かおかしいですね。

黒人の頭にはインディアンの飾りがある・・・

ロビンソンクルーソーがたどり着いた島はアメリカではなくアフリカの近くのはずなのですが。

大学の論文でロビンソンクルーソーのことを書きました。

オリジナルのお話は、子供たちが読む物語とは大違いで、ロビンソンクルーソーがどんなに下僕、召使、奴隷(これらの言葉が言葉を替えて何回も書かれています)を欲しがっていたか、そしてフライデーを助けた時、自分の奴隷が手に入ったとどれほど喜んだか・・・

結局、このお話は当時の世相を反映したものです。

デフォーて相当上層思考の強い人でした。

本当はただのフォーさんなのですが、フランス人貴族の様な名前にし、気取りたくて改名、そしてdeを付けたのです。

彼の家の家業は肉屋であった、メリヤス問屋であった事もありました。