聖徳太子 日出る処の天子

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日出る処の天子と言えば聖徳太子のことですが、この方が中国皇帝に送った「日出る処の天子、書を日没する処の天子にいたす・・・」という文言は外国の有識者(夫も知っていました)の間では有名な話のようです。

聖徳太子の時代と言えば、日本は中国に対しては全くの後進国で、当時の中国の周りの三十余り国の国々が中国皇帝に貢物をしたとかの絵も残っていますが、中国皇帝に謁見した日本からの今でいう外交官は,裸足で頭には白い頭巾をかぶっており、ほかの国の使いに比べると実に貧弱で国が豊かではなかったことがうかがえる図です。

その時代の小国日本の聖徳太子が「日出る処の天子~」とは少し驚きです。対等に物事を進めようとしていますものね。

今の時代にも聖徳太子くらいの意気込みで日本の政治家がもっと強く海外に向け主張を

ゃ発信してくれたら、と思いませんか?

 さて、数年前に読んだ本の話を付け加えます。

日本人は和をもって生活するのが好き、戦いは好まない、人に抗議したり、人と討論したりすることが苦手。

この気質ゆえに大陸から東へ東へと追いやられた極東の島、そこよりもう東には地がないところに追いやられて住むことになってしまったとか。

日本人の気質を考えてみると、この理論て本当に当たっている、もっともだと思えてきます。どうでしょう?