国の名前

f:id:goldencat-cherry:20210812153757p:plain


Norway という国の名前は書かれたとおりに「北への道」と言う意味です。

現地の言葉ではNorge( Norveg のときもあります)。veg は道のことです。

だから、ノルウェー人、あるいはノルウェーの、ノルウェー語と英語で表現する時は、Norwegianとgが入ってきます。

ヨーロッパの言語は野生動物を求めて狩猟をしていた人たちが使った言葉です。生活用語の中に動物に関連する言葉が多いのは当然でしょう。

そして国の名前もです。

Italy と言う国の名も家畜から来ています。

子牛のことをラテン語でViellue (英語では子牛肉vealになっています)と言います。

この言葉の複数形、vitelliaの語頭ではviを短く iと発音するようになり、 vitellia が国名、Italyになったという事です。

Icelandは「氷の国」だからそんなに多くの人々が 移り住んでくれなくてもいい、と思ってそんな名前にしたのに大勢が押し掛けたとか。ちなみに、アイスランドでは古ノルウェー語が喋られています。

逆に、Greenlandは「緑あふれるところ」と銘打って大勢に来てほしいと思ったのにさっぱりだったとか。

中国と言う国の由来は「自分たちは中原から来た人々」という彼らの思想からきているということは、日本で良く知られていることと思います。

数年前に数回中国に家族旅行をしたノルウェーの友人は、中国人が「中国が世界の中心であり、ヨーロッパ人、自分たちは野蛮人だ、地位的に下と言うような発想」を聞いた、と少し憤慨していました。

様々な国の名前の由来を耳にしますが、やはり「日出ずる国」、「日のもとの国の日本」と言うのが一番美しいですね。