焚火 bon fire
「
お盆ですね。帰省されましたか?
コロナ禍のため、我が家はもう2年以上実家に帰っていません。
今もお盆の迎え火とか、送り火はされているのでしょうか。
皆さんはキャンプファイアーはお好きですか?
焚火とキャンプファイアーは違うような気がしますが、タイトルを「焚火」にしてしまいました。
キャンプファイアーのことを英語ではbon fire と言います。
私はその言葉、実際はノルウェーの画家、ムンクの絵、「bon fire」(大勢の人が、キャンプファイアーの周りで踊っている絵です)を見た時、なんで日本のお盆のかがり火がその絵の中にあるのだ、と思ってしまったのです。なんで海外の人たちが日本のお盆の送り火のことを知っているんだ、と思ってしまったのです。
しかし、見た目は似ていますが、全く違ったものでした。
それとも、時代をさかのぼっていけば、同じものなのでしょうか?
さて、bon fire とは何でしょうか?
誰かがなくなった時、死骸(bone骨です)を焼き清めるために火を焚きました。それがまさしくbone fireだったのです。スペルは時代とともに変化しました。
面白いのは、同じスペルのfireで誰かの仕事を解雇する、という意味もあることです。実際、fireはひりひりさせるとかの意味もある様なので、首になれば、ひりひりするだろう、と思ったりしました。
fireの反語はhireで、こちらは「首にする」ではなくて「雇う」と言う意味です。