喉のカエル、胃の蝶

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あまりに美しい蝶のイラストがあったので蝶のことを書くことにしました。

英語には生き物の名前を使った比喩表現がたくさんあります。

I am busy as a bee.私はとっても忙しい。

いつも忙しく飛び回っている蜂は働き者の象徴です。

もう少し、ゆったりと構えて物事に対処したらいいのに、と感じてしまう人はあなたの周りにもいますか?

もっとも、海外の人たちから見ると日本人は皆そう見えるのかもわかりませんが。

でも、勤勉な方がいいですよね。

I have a frog in the throat.

I have butterflies in the stomach.

この表現の状態を想像してみます?

喉の中にカエルがいるんですよ。

胃の中で蝶が飛んでいるんですよ。

私は声がかれています。

私は緊張しています。そんな状態です。

英語では枯れた声の原因を「のどの中にカエルがいるから」、緊張の原因を「胃の中に蝶がいるから」と考えるんですね。

もちろん、英語にはboarce声がかれた、 nervous緊張している、という普通に良く使われる形容詞もあります。 

ただ、それはそれとして、カエルや蝶を使ったこのような言い回しは会話をちょっとだけ明るくしてくれる、楽しくしてくれるマジックが入っているような気がしませんか?