ドーナツ にはなぜ穴が?

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私が幼かった時、母はよくドーナツを作ってくれました。

今のようにお菓子があふれていなかったという事も理由でしょうね。

母は私によく「おやつは手作りをするように」と言っていました。

そんなわけで、私もよくドーナツを作りました。中にじゃがいもを入れたりして、私自身も作ることを楽しんでいたと思います。

ノルウェーでは菓子パンもよく焼きました。

料理に食用油を使わなかったので(夫が独身、一人住まいの時からの習慣を引き継ぎました)その代り週に500グラムのバターを消費していました。

ドーナツ用には油を買っていましたが、ノルウェーの人たちはラードを使います。彼らの冷蔵庫にはラードの塊が入っています。

今日はドーナツのお話です。

ドーナツは16世紀にオランダで生まれたとされています。

最初のドーナツはクルミ(ナッツ)くらいの大きさ、穴はなかったようです。

だから、ドーナツにはnutという言葉がついているんですよね。

日本語の菓子に菓がついているのと同じだと思います。

17世紀ころ、オランダからの移住者により、アメリカにもたらされ、それからも長く穴は空いていなかったそうです。

穴が開いたのは、19世紀半ばの事、チャールズ・パナティが書いた「日常品の期限」という本に最初に穴を開けた人物が紹介されているとか。

メイン州出身のハンソン・グレゴリーという海軍大佐が作っていたドーナツに穴をあけてみた。あければ、方面が大きくなって揚げむらがなくなり、真ん中が生焼けでねっとりすることもない、という事を発見したからです。

今は、ドーナツもすごい沢山のバラエティがありますね。

眺めているだけでも楽しい!

口に入れるともっと楽しい