里帰り visiting my homeland

f:id:goldencat-cherry:20211221142254j:plain

毎年母の誕生祝には帰っていたのですが、昨年はコロナの緊急事態宣言などもあり帰れませんでした。

という事はその段階で1年間、母の顔を見ていなかったことになります。

誕生日は3月18日。

今年は母が100歳の誕生日を迎えるという事で絶対、と思っていましたがダメでした。

何しろこの下関より現地の方がコロナ患者数も多かったので。

県やら市からお祝いの方々が訪れる華々しい日で、私たちも・・・と思っていたのですが、もしかして菌を連れて行ったら大ごとになるとやめにしました。

やっとこの度行ってきました。

19日に行って20日には帰ってくるというまあ忙しい日程でしたが、会うべき人たちには会ってきました。

100歳の誕生日、市長さんと一緒に撮った写真等見せてもらいました。

パールのイアリングにネックレスをして品よく映っていました。

それよりもとても100歳、1世紀を生きた人には見えない感じがしました。

夫が「90歳に見える」と分かったようなわからない冗談を言っていました。

次は来年の3月に101歳のお祝いに来るから、と言って帰ってきました。

久しぶりの里帰り、なんだか岡山が新鮮なものに見えました。

ある店を見つけるにあたってそれは「桃太郎通り」にあるといわれたのだけど、うっすらした記憶の中にあったとおりのところにありました。

駅から後楽園の方向にまっすぐ走る大通りです。

その道のすぐ近くの中道には駅に一番近い所、アーケードの屋根の一番下に大きな桃のオブジェがあるのを発見しました。

ずっと以前もあんなものあったかなあ、て感じでした。

外部から来たものの方が何か目新しいものを発見する、ってことでしょうか。

結局、方向がはっきりせず、きょろきょろしているからでしょうか。

母があまりの長居に疲れてしまったらいけないと母のところには泊まらず(母は弟夫婦と一緒に住んでいます。彼らに負担をかけたくなかったという事もあります。こんなことは初めてのことではあったのですが。)岡山のホテルに1泊しました。

ホテルのフロントに「もんげい岡山!」と言うフレーズを見出しました。

この意味わかります?

「ものすごい岡山!」って意味です。

私もまだ岡山弁を忘れていないわ!

よしよし、と思った瞬間でした。

そして、気分を良くして「おいでませ山口へ」と帰ってきました。

皆さんはこのお正月に里帰りできそうですか?

ところで里帰りとHello Kittyがどんな関係があるんだろうも思われました?

実は行きは小倉から新幹線の速い便、みずほにのったのですが、帰りは切符は小倉まで買っていたものの、乗り換えが面倒になって「速い」のは広島までにし、そこで「遅い」のに乗り換えこだまで帰ってきました。

それがですね、広島にそれが入って来た時、いつもとは何かが違う、ピンクだと思ったのです。

中も外もHello Kittyの絵柄で飾られたかわいい車両でした。

内部の窓枠の下一つ一つにもHello Kittyのロゴが張り付けてありました。

「速い」のに比べて乗客は少なめでしたが、小さい子は大喜び、若い人たちも次々にシャッターを切っていました。

それにしても、ゆっくり行くこだまの方が落ち着いて旅を楽しめるような気がします。

帰りは大慌てでのぞみに飛び乗ってゆっくりお弁当を食べるような時間もなくあたふたと広島で降りて、こだまに乗り替えてやれやれでした。

ずっと前に聞いたフレーズ「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く?」を思い出していました。