消費税は上がるべき?下がるべき?無くなるべき?

消費税が10%という事はいくら経費を払えばよいかという事を計算するには簡単ですが、これ以上、あげられたらたまりませんよね。

無論、ノルウェーなど北欧は20数パーセント払っていて、北欧ほどの福祉を私たちが望むなら10%以上になるのはしょうがないことかも。

ただし、払ってもいいからそれだけの福祉政策なりを施してくれるように・・・とずっと思っていました。

皆さんも同意見ではないでしょうか?

それがですね、最近、日本人、私たちは北欧以上に税金を払っているのではないかと思うようになってきたのです。

実際のところトータルでは私たちはいくらくらい払っているのでしょうか?

ここまでのところで、皆さんは消費税、市民税、などなど様々な税を計算されたかもしれません。

国はなるたけ国民から”搾取”しようとし、いざ、年金等を国民に払う段になるとなるたけ少なめに、と計算するようです。

ノルウェーもそれは日本と同じです。

で、しょっちゅう、当局からあれこれ書き込んで返送しなければならない書類が届くのです。

極めつけは夫が”まだ生きているかどうか”の証明書を送らなければならないのです。

市役所で作ってもらったりしています。

私の収入をべらぼうに高く見積もり、それに対しての夫の年金を計算したり・・夫はそれに対しての間違いを申し立てなければなりませんでした。

まあ、それくらいのことは想定内だと思いますが、これから書こうとしていることは、日本の多くの方はご存じないことだと思います。

私も最近までそこまで考えたことがなかったのです。

いかん、いかん・・・そんな風に国民が盲目だと国は物事をやりやすいという事なのでしょうね。

先日の書類で夫が書いた事…日本では健康保険、介護保険も収めている・・・。

ノルウェーではそういう政策はないのです。

だいたい仕事もない、引退した老人たちから、ご苦労様でしたと引退して頂いただろう老人たちから、「いい年ごろになりましたから介護保険をどうぞ」などとお金を取り立てるなんて、誰もおかしいとは思わないのでしょうか。

当り前なのでしょうか?

そういうお金(名前の違う税金)を日本人は払っているのです。

ノルウェーでは下手すると給料の半分持って行かれる・・・などという話を聞きますが、日本じゃあ一律トータルすると50%払っているような気がしませんか?

ノルウェーでは個人の所有する物に対して税金がかかってきます。

山とか土地とか・・・これは日本も同じです。

違うのは所有する車、家、すべてにかかってくること。

車なんて購入した時に消費税を払っているのだから・・と思いますが、そこが日本とは違う所です。

私が一番日本との違いを感じるのは公務員の処遇。

べらぼうな退職金(もとをただせば我々の税金)なんて出ません。

仕事ができないものがずっとその職場にいることもありません。

これはどの職場でも同じですが仕事をやめると2年間それに対しての手当てが来ます。

失業保険とかはない、だから仕事をやめてそこから手当てが来ることはないのです。

公務員が好き放題の見積もりをし、研修旅行だなどとどこかに出かけては豪遊した、などということもありません。

その辺の無駄が日本は多いと思います。

ある知り合いが60歳定年で市役所を去りました。

局長という地位まで行った人で、すぐに別の所の仕事に就きました。

そこも公の所で役職は館長。

3か月ほどでボーナス時・・・それだけの期間で頂けるとは思わなかったと、本人は言っておりましたが、ボーナスがちゃんと支給されました。

ノルウェーにはボーナスなんてないのです。

2,3年たって、また、別の所の館長になりました(そういうのは市の方が決めるのです)。

また、ボーナス込みで2,3年仕事をしました。

退職金が出たかどうかは聞き逃しましたが。

10数年位前の話です、実家の近くに住むある女性が市役所を定年退職をしました。

高校を出てからずっとの勤務でした。

退職金が2000万円出たそうです。

上記の管理職の人がもらったのはそんな”はした金”ではありませんでした。

これって当たり前なんでしょうかね。

日本てそんな国です。