カタツムリVSなめくじ
4,5日晴れで助かってましたが、とうとう明日からまた雨ですって。
雨の季節、カタツムリやなめくじの季節でもありますね。
どちらの方が進化した生き物かご存じですか?
人は見た目からカタツムリの方を選ぶ傾向にあるようですが、進化論を考えると理解できます。
そう、答えはなめくじです。
つまり、海洋での生活を終えた貝を持つ生物がそのまま貝を背負ったままなのがカタツムリで、脱いでしまったのがなめくじなので。
なめくじ、あなたの台所にもやってきますか?
我が家にも時々出没します。
退治するには、以前は塩をかけていました。友人はお湯をかけると言っております。
どちらにしても死骸を街を見る事になりますよね。
今は雑巾用に切ってある古布でつまんでプラスチックの袋に入れて捨てるようにしています。これが一番すっきりですよ。
それにしてもなめくじの生命力には驚いてしまいます。
塩で退治していた時にこんなことがありました。
塩をたっぷりかけたのです。
しかし,敵もさるもの!塩気が少ない方に逃げました。で、私としてはもっと塩かけたのです。小さくなって触角も消えてこれで大丈夫と思ったら、次には触角が先ほどまであった方ではない方に出没したのです。
ドラマです!
ある人にそんな話をしたらなめくじって半分に切るとどちらも触角ができてに2匹のナメクジになるって話をしてくれました。ホラーです!
その点、カタツムリはかわいいですよね。
アイルランドでは青いカタツムリを見たことがあります。発見したのはあのstone hengeのところです.
カタツムリを食用にしている国だってあるしね。
小学生の時に読んだ母の本(紀行文)の中に「これから食糧調達に庭に出てくるわ」というくだりがあったのを覚えています。モロッコかどこかアラブの国じゃなかったかと思います。
子供心にあんなものを食べるなんて、などと思ったのを覚えています。30年ほど前にフランスに旅した時、数種類のカタツムリ料理を食べてみました。貝の料理だと思えば、と母たちと話しながら食べたことを思い出します。
旅は母、それに妹と一緒だったのですが、何しろ、フランス人の食べる量ときたら、一皿を三人でシェアしてもいいくらいの量なんだから。カタツムリ料理だから、という事でなくすべてにそうでした。
所で、カタツムリ 語の料理名からエスカルゴ escargot もそのまま日本語になっているようですが、英語の(もともとはフランス語)のcargoと言う言葉でもわかるように「荷物を運ぶ」という意味が隠されていて、ようするにカタツムリは「荷物を運んでいる」と言う意味から名付けられたのでしょうね。
車carも語源はおなじです。
shell fishとはアサリとか貝のことですが、貝自体はshellです。
このshellは玉子の殻にもつかいます。egg shellとか。
そして、かけ離れているニュアンスと思えるのは亀の甲羅もshellてことです。
shelter古い言葉でいうと、防空壕も同じようなニュアンスからきているのではと思います。